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■テレビアンテナ工事におけるブースターとは?

ブースターとは、テレビ信号の電波を強くする機器のことを総称したものです。ブースターにはいくつかの種類があり、その役割も様々です。
ここでは、テレビアンテナ工事におけるブースターについて解説します。
役割
ブースターは、その言葉の通りテレビ電波信号を増幅しレベルを押し上げ、テレビまでしっかりと信号を届ける役割があります。
テレビ信号のレベル不足が起こると、画面にノイズが走ったり、画面がカクついて映像が一瞬止まるなどの問題が発生しますが、ブースターはその弱くなった電波を増幅する役割があります。
主な種類
ブースターの主な種類は、大きく分けて次の3つに分類されます。
・地デジブースター
・混合ブースター
・屋内用/屋外用
それでは、それぞれの特徴について解説します。
地デジブースター
地デジブースターとは、地デジ専用ブースターのことで、 UHF電波のみを増幅するブースターのことをいいます。
UHFとは「Ultra High Frequency」の略で、極超短波と呼ばれる300MHz~3GHzまでの周波数の電波で、地上デジタル放送に使用されています。
自宅のテレビで、地上デジタル放送のみを視聴する場合や、地デジ電波が弱い地域などで使用するブースターのことをいいます。
混合ブースター
混合ブースターとは、地上デジタル放送(UHF)とBS/CS対応のブースターが合わさったもので、一台の設置で、地デジとBS/CS両方の電波を増幅することができます。
ちなみに、4K8K衛星放送を視聴する場合は、4K8Kチャンネルの電波を増幅するためのブースターが必要となります。
屋内用/屋外用
最後に、屋内用ブースターと屋外用ブースターです。
屋内用ブースターとは、テレビ端子とテレビの間に接続するブースターです。
屋内用は、電源部分と信号を増幅する部分が一つになったタイプで、誰でも簡単に設置できます。しかし、電波の増幅効果は屋外用に比べて低く、どちらかというと簡易的な設置で信号を安定させる役割として使用するケースが多いでしょう。
それに比べて屋外用ブースターは、アンテナ直下に信号を増幅する部分を設置し、テレビ側に電源部分を設置するといった、増幅部と電源部が分離したタイプのブースターのことをいいます。
屋外用は増幅効果が大きく、ほとんどテレビが映らない状況の場合に設置します。設置には高所での作業が多く危険が伴います。大きな電波の増幅が見込めますが、安全に設置するに、経験のある専門業者に依頼することをおすすめします。
■ブースターの設置が必要となる主なケース

では、実際にブースター設置が必要となるケースとは、どのようなものがあるのでしょうか?
ブースター設置は、状況に応じて以下の問題が発生した際に設置を行います。
・アンテナの電波の受信状況が悪い
・戸建てで複数台テレビを視聴する
・テレビの映像に乱れが生じている
それぞれについて、詳しく解説します。
アンテナの電波の受信状況が悪い
はじめに、テレビ電波の受信状況が悪い場合です。
電波の受信状況は、自宅から電波塔までの距離が遠いほど電波は衰退します。また、近くに電波を遮るものがある場合も影響が出るでしょう。
つまり、電波塔から離れるにつれて電波の強度は小さくなりため、ブースター設置が必要となるケースが発生します。詳しくは A-PAB放送エリアのめやす から、お住いの地域の、地上デジタル放送の受信エリアが確認してみましょう。
戸建てで複数台テレビを視聴する
次に、戸建てで複数台テレビを視聴する場合です。
テレビを複数台視聴するには分配器を使用し、各部屋にあるテレビまで電波を分ける必要があります。テレビ電波を2つ以上に分配するとその分、1台に届く電波は少なくなるため、ブースターを設置し、信号を増幅させる必要がでてくるのです。
テレビの映像に乱れが生じている
最後に、テレビの映像に乱れを感じた場合です。
映像の乱れは、配線の接触不良やB-CASカードの抜き差しで改善する場合もありますが、改善が見られない場合は、電波不足を疑う必要があります。正しく電波の測定を行うのであれば、専門業者に依頼することをおすすめします。
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アンテナ見積もりはコチラ■業者にブースター設置のみ依頼した場合の相場

ここまで、ブースターの役割や種類、ブースター設置が発生するケースなどを解説しましたが、ブースター設置を専門の業者に依頼した場合、どれぐらいの費用がかかるのか気になりませんか?
自分でブースターを設置することも可能ですが、電波の測定や高所での作業など、なかなか素人では難しい作業であるのも現実です。
それでは、専門業者へ依頼した場合について解説します。
相場はおよそ30,000~40,000円
ブースター設置を業者に依頼した場合の相場は、30,000~40,000円ぐらいです。
設置するブースターが、地デジブースターか混合ブースターによっても多少の費用差があります。業者に依頼するメリットは、やはり危険な高所作業を依頼することができることと、設置後の保証があることです。
アンテナ工事と一緒にお願いした場合でも別途費用が発生するケースが多い
次に、業者に設置を依頼するケースとして、アンテナ工事と同時にブースター設置をするパターンがありますが、実はブースター代が別途必要になることがあります。
なぜなら、電波が不足することで発生する追加設置のブースター代は、当初の見積もりには含まれていないことが多いためです。
忘れがちですが、見積もりの時点で必ず「ブースター設置などの追加作業は無料か?」確認するようにしましょう。
事前にブースターの設置が必要となるか、調査をお願いするのがおすすめ
最後に、業者に依頼する場合は、正確なテレビ電波の測定が可能なため、事前にブースターが必要か調査してもらうことをおすすめします。
そして無料の見積もりが可能な業者を選定し、ブースターが必要な工事の場合は、見積もり価格から追加費用は発生しないことを、必ず確認するようにしましょう。
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アンテナ見積もりはコチラ■まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ブースターの役割や種類について、詳しく解説しました。
設置するアンテナや電波のレベルによって使用するブースターが違うことや、業者によって当初の見積もり以外の費用や、ブースター代が発生する場合があることがお分かりいただけたかと思います。
本記事が、テレビアンテナのブースターをお得に設置したい方の、参考となれば幸いです。